Choice to Shoes

介護靴の選び方|高齢の家族に合う靴を選び方 3つのポイント

介護靴・リハビリシューズは、履きやすさ・履かせやすさ・つまずき防止など、使用する方に向けた様々な工夫がされています。ここでは、介護靴の基本知識と選び方のポイントを整理し、ご家族に合った靴を見つけるための基準を紹介します。

介護靴とは?普通の靴との違い

介護靴の種類

  • 室内用:軽くて柔らかく、スリッパ代わりに使えるタイプ。
  • 外出用:滑りにくいソールで、歩行の安定性を重視。
  • 下肢装具対応靴:麻痺や骨折後のリハビリで下肢装具を装着している方のために、広めの設計や大きく開くベルト・ファスナーで装具ごと足を入れやすくしたタイプ。

普通の靴との違い

  • 足のむくみや変形に対応する幅広設計
  • 脱ぎ履きが簡単な面ファスナーやファスナー付き
  • 軽量滑りにくい素材を使用
  • 洗えるタイプも多く、清潔を保ちやすい

介護靴が必要な理由

加齢による歩行への補助

筋力の低下やバランス感覚の衰えにより、歩行が不安定になりやすい高齢者には、安定感のある介護靴が補助となります。

足のトラブル防止のため

外反母趾、巻き爪、タコ・魚の目などの足トラブルを悪化させないために、柔らかくフィットする介護靴が有効です。

麻痺やむくみ、装具着用時にも使用可能

麻痺やむくみがある場合や、下肢装具を使用している方でも対応できる広めのデザインや調整可能な介護靴が必要です。

自力で歩くために安全に履ける介護用靴が必要

歩ける方でも、普通の靴では滑りやすく転倒リスクが高くなります。介護靴は滑り止め加工や安定した設計で、安全な歩行を支えます。

リハビリする時にも必要なため

リハビリの際は、足をしっかり支えつつ動きを妨げない靴が求められます。専用の介護靴を履くことで、リハビリ効果を高めることができます。

介護靴の選び方 3つのポイント

選び方3ポイントのイメージ(画像②)

脱ぎ履きのしやすさ

マジックテープやファスナーが付いていると、足が不自由でも簡単に着脱できます。介助する家族にとっても便利です。

フィット感

足の形や大きさに合わない靴は転倒や靴ずれの原因になります。かかとが浮かない、足先に適度な余裕があるなど、フィット感を確認しましょう。

軽量性

靴が重いと歩行の負担になります。軽量素材を選ぶことで歩きやすさが向上し、外出の意欲も高まります。

介護靴選びは専門家によるフィッティングが重要

足のサイズ・形で選ぶ重要性

足の幅や甲の高さ、むくみの有無など、個人差が大きいのが高齢者の足です。適切な靴を選ぶためには、単に「サイズ」だけでなく「形」に合うかどうかが大切です。

足のサイズ・形のチェックポイント

  • 足の長さ
  • 足幅
  • 甲の高さ

※左右でサイズが異なることがあるため、両足を測定する
正確な測定を行うには、福祉用具専門相談員に相談すると安心です。

介護靴の選び方まとめ

介護靴は、単なる「履物」ではなく高齢者の安全と生活の質を守る重要なアイテムです。「脱ぎ履きのしやすさ」「フィット感」「軽量性」などの基準を押さえ、ご家族の足の状態や生活シーンに合わせた一足を選びましょう。

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